『刹那(せつな)』
第27回しんわ美術展 銅賞
アクリル絵具、キャンバス
S30号(910x910mm)
自宅でも描いているのですが、子どもが小さくて絵に手を出してしまうので油絵で描けず、アクリル絵具で描いた作品になります。恐竜の化石には時間の流れを感じます。でもこんな大きさの動物が闊歩していたことは今の現実と差がありすぎて驚きます。それに機械であるSLのピストン部、そして人間を青と紫で構成しました。加えた黒がよく効いて印象深い仕上がりになっています。アクリル絵具で描いた絵では一番面白い色合いに仕上がったと思います。お気に入りの作品です。
『彩(さい)』
第78回銀光展 熊本県美術家連盟賞
油彩、キャンバス
F80号(1120x1455mm)
大きい動物というのはその存在感から見る人の心に働きかけてくるように思います。このサイは熊本市動植物園にいたサイになります。本当はカバを描きたいのですが、いつも水に浸かったままなので近くにいるサイを描きました。写真を撮ってそう日が経つ前にこのサイは亡くなっていました。実際よりも色を鮮やか目に加えて構成した作品になります。
『紫陽花(あじさい)』
第2回くまもと描く力グランプリ部門 入選
油彩、キャンバス
F100号(1300x1620mm)
モデルを頼みにくくて自分を描いた作品。しかも太っている時なのでもう少し痩せて描けば良かったと思います。紫陽花なので女性が良かったですね。
『長陽大橋』
アクリル絵具、キャンバス
410x1060mm
この橋も熊本地震では被害を受けます。橋の上から橋の真下から正面までの視覚の移動を表現しようとした作品です。こういう視覚の移動のある面白い画面にもチャレンジしていきたいと考えています。大津高校美術科が一般の人向けに開放講座をやっており、そこで描いたものになります。
『群鶏図』
木炭、紙
650x1000mm
伊藤若冲の群鶏図が好きで熊本県人吉市にある国宝の青井阿蘇神社にいる鶏を構成し、描いたものになります。以前はそれを油彩で描いています。
『自画像デッサン』
鉛筆、紙
B3(515x364mm)
生徒の課題で一緒に描いたもの。たまに一緒に描いて参考作品の例の一つにしています。